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橋本環奈=楠本涼撮影
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 さわやかなB’zの主題歌「イルミネーション」が一日の始まりを告げる。

 9月30日に放送が始まったNHK連続テレビ小説「おむすび」。第111作となる今回は、2022年度後期の「舞いあがれ!」以来、2年ぶりの現代劇だ。NHK大阪放送局制作で、「正直不動産」「監察医 朝顔」などのドラマを手がけた根本ノンジさんが脚本を務める。

 主人公の米田結を演じるのは、橋本環奈さん。福岡県の糸島で暮らす高校生の結が、ギャル文化に出会い、栄養士をめざす道のりを描く。

 スタッフや共演者によると、どんな時もマイペースを崩さず、現場を明るく引っ張っていってくれるという橋本さん。私(29)がインタビューした時も、はつらつと答えてくれたのが印象的だった。食事のシーンが多く、みんなで平らげるのが楽しいという。質問中もよく笑ってくれて、話しやすかった。雰囲気作りがとてもうまい。

 ビデオリサーチによると、初回の世帯視聴率は関東地区で16・8%、関西地区で15・2%。好評だった前作「虎に翼」(関東16・4%、関西14・3%)を上回り、好スタートを切った。

 ただ、現代劇の朝ドラは好み…

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